金環日食を事前にARシミュレーションで確認しよう。 - KOMOREBI||blog

金環日食を事前にARシミュレーションで確認しよう。

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金環食2012

さて、明日21日は太陽-月-地球がほぼ一直線上に並ぶことで起こる天体ショーだ。
特に今回は月が地球から遠いため、太陽を全て覆い尽くすことが出来ずに太陽が輪っか状態にになる「金環日食」が早朝に起こる。

この金環日食、実は年に1度あるかないかという頻度で世界中のどこかで起こる。
ただ、ここ日本では見られるのは、1987年9月23日の沖縄日食以来25年ぶりの金環日食。しかも、日本列島を縦断する多くの地域で見られるのは平安時代(1080年)以来とも言われ、次回は2030年6月1日の北海道まで見ることができない。となります。また今回のように、ほんの一部だけではなる。

では、そんな日食を事前にどの方向でどのように見えるのか・・・
やっぱり気になる所、そこで確認に役立つのが「金環日食2012」というアプリだ。

金環食2012

筆者の家は、川崎市登戸にあるのだが、アプリを起動して、
左下のGPSをONにすると、現在場所に対して、日食がどの程度見えるのかが確認できる。
今回金環日食の中心線は丁度上の図の赤いラインのところだ。周りのピンク色の帯になっている箇所がほぼ太陽と月が重なってみる箇所。
それ以外は、部分日食となる。

金環食2012

かけ始めから食の最大時間と方位なども確認することができる。

金環食2012

でも、このアプリの凄いところは、右上の「AR」ボタンをクリックすると、GPSと電子コンパスを利用して、キチンと太陽の移動経路と日食の場所がAR(仮想現実)表記される。
「シミュレーション」というのをタップすると、実際に掛けていく様をアニメーションで確認することも可能だ。
事前に観測予定の場所で、きんちんと見えラインに建物がないかなど確認しとくといいだろう。

さて、気になるのは明日の天気だが、関東は曇。
6時ころは日がさすようだが、万が一の場合はYoutubeの国立天文台チャンネルにて朝6時から生放送がされるので、こちらも合わさせてチェックしとこう。
» 国立天文台チャンネル

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