ジブリ『コクリコ坂から』鑑賞レポ - KOMOREBI||blog

ジブリ『コクリコ坂から』鑑賞レポ

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>> コクリコ坂から

本日16日から公開のスタジオジブリ最新作くとなる劇場映画『コクリコ坂から』を早速みて来たのでそのレポ。
もちろんネタバレはしないですが、率直な感想だけ簡単に...

コクリコ坂から

今回の映画は高橋千鶴(原作)、佐山哲郎(原作)のマンガを劇場化したもの。もともと原作は講談社『なかよし』で1980年から約半年連載された物語だ。

映画の中ではあまく詳しく描かれていないが、船が遭難し行方不明となった父と、仕事でアメリカに渡ったカメラマンの母に生まれた「海」の学園物語になっていて、ひょんなことから1人の男性が気になるようになるストーリー。

監督は『ゲド戦記』で大失敗をした宮崎駿さんの息子:吾郎の監督2作目。

率直なところ、宮崎駿のように今回の作品も奥行き感がない、平面に近い絵づくり。
物語の展開も『ゲド戦記』のときと同じく、急に展開してしまって肝心な核となるストーリーがなかなかつかめないのは今回でも同じ。

劇場では、わたしの左隣の男性がラスト泣いていたのだが、正直なぜ最後の最後に無理やりその話題を被せたのかが理解できなかった。
そのまま学園物語で終わらせれば良かったんじゃないだろうか?と思ってしまうラストだった。

公開の直前までストーリーがどんなであるかを明かさずに来て、直前になって実は「兄妹」という1シーンで盛り上げようとしていたが、最後の最後にガッカリさせられるのは...うーん、としか言いようがない。
ジブリと言えば、子供に見せたい映画の1つだと思うのだが、今回のはそもそもターゲットが誰のかが不明。
宮崎駿のようにメッセージ性がないので、「で?」という

そして最大の気がかりは、公開初日だというのに川崎TOHOシネマズは7割程度しか人が入っていなかった。という点。
前日の『ゲド戦記』をTVで公開のしたのが悪い形になってるんじゃないだろうか、と心配になってしま程に人数がなさすぎる。
スタジオジブリの未来は本当に大丈夫だろうか。

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