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Adobe MAX Japan 2007  

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11月1日2日とお台場のホテル日航東京で行われた「Adobe MAX Japan 2007」。
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初日は仕事の関係で遅れて開場入り。
開場は1Fのホールを使っているのですが、溢れんばっかりの人だかり。
しかも、次のセッション始まるまで歩いてみたものの誰ともすれ違う気配がない(汗)

前にも同じような経験をした覚えが・・・
そう、渋谷で行われたFlash カンファレンスですよ。
やっぱり今回RIAやFlash、Flexなどが目立つせいか、普段みかけるような面子と誰もすれ違わない。

ひとまず師匠:神森さんの[C-3]が始まるので会場へ。
内容はCS3の新技術などを踏まえたマルチブラウザ対応の制作方法。
私の場合、ほぼ神森さんと同じ制作方法なので、いまさら・・・というのはあるものの今抱えている執筆の内容を師匠の視点だからこそ、と思い受講してみた。
今回、Adobeと統合になったために、Photoshopとの連携について、そして実装されているチェックツール、そしてフォルダ構成内にクロークをつかって素材やテキストデータも管理する、など、分かっていて書き損じてしまいそうな部分があるじゃないですか。メモメモ。

[D-4]海外でのAdobe Mobileについて
ここ最近、日本でもモバイルは大きな勢いがあるけども、それは日本だけでなく海外も同じだそうだ。
今回Flash Lite3になったことで、ストリーミング動画がケータイに可能になったわけで、ますますテレビ電話にからみコンテンツのリアル動画配信が注目される時代がきたと言えるんじゃないだろうか。
しかもそれをFM電波に乗せられる話もあり、本当にデジタル化というのが本当の意味をもつのがすぐ数年先の話なんだと実感。

スペシャルイベントにおいても、数々の新しい技術が短いプレゼンでいくつも行われた訳ですが、今後Webコンテンツが世界ていにどーなっていき、Adobeがどんな方向性を向いて行くのかが少し垣間みれた気がする。
特にFireworksについては「なるほど〜」という方向性だったんじゃないだろうか。
自分なんか「今度は何を勉強しよう?」そんな感覚に見舞われた。

そのまま日航東京に泊まった明くる日。
2日目は、特別講演から。
こちらでは様々な企業においてのポートフォリオ的な紹介があったが、最後にAdobeから来年までの動向の発表があった。前夜にもプレゼンのあった「Share」に始まり、今後キーワードになるだろう名前がずらっと来年までに10個程度あがった。もちろん、チェック項目に入れとかねば・・・。
そしてFlex 1.0/2.0、Media serverやMedia playerの名前もあったです。

[D-5]映像コンテンツガイド
最近、ちょこちょこ見かけるようになった動画コンテンツの制作フローについて
ここはホ◯ダのコンテンツを実際に制作したストリッパーズの遠崎さんのお話。
制作側もしっかりしてるが、クライアントの理解度がたぶん柔軟なんだろうと思うのが第一位印象だった。

[C-6]インタラクションデザインの実際
こちらは我らが中村勇吾氏。
一番前で、西田(raku-gaki.com)さんと某H(デジスケ)さんと聞きました。
先ほどのD-5にもつながるけども、「なんか気持ちいい」「愉しい」といった部分。
そーいったインタラクティブさがFlashで導きだされることが、本来のFlashの魅力を引き出せるのは今回のでおさらいあ出来たわけです。
もちろん、「ただ気持ちいい」だけではなく、本来はそこに十分な経済価値がクライアントに説明できる事が大事だけども、それだけではない理解がクライアント側にもないと行けない。
作る側が有名ならばそれだけで引立てになるけども、そうでない場合はクライアントの力量もあるだろうね。理解力のあるクライアントってすばらしい。

その流れだけどもFlashのバージョンが・・・
という話もいくつかのセッションあったが、最新にさせる役割もWebコンテンツ提供者として引っ張って行く必要もあるような気がしてきました。ブラウザレンダリングや(X)HTML+CSS制作についても「そろそろ後ろを見るのは・・・」というのがあるが、それはFlashにも言える事でしょう。
どうしたらみながバージョンアップをしてくれるのか、つか、新しくせざるを得ない状況をつくるのも必要な気がしました。
どんどん更なる飛躍と効果を求めるクライアントの要望に、いつまでも「旧技術」というミッシングリンクに捕われるのはやっぱりそろそろ厳しくなってくるんじゃないだろうか。
と、いうのが今回のAdobe MAXで受けた私的な全体感想です。

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